みずたま

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思い出の中の世界は実在か?

例えば僕は 高校1年生の時に働いていた デニーズの中に 行くことができ、そこで働くことができる。

それは 今この瞬間ではなく思い出の中のおぼろげの世界だ。

しかしいくらおぼろげな世界とはいっても、やはり僕はそこで当時仲良かった高2の女の先輩と話すこともできる。

 

確かに 今この瞬間の鮮明な世界ほどのリアリティはない。だからといって過ぎ去った過去の世界は 思い出の中に封じ込められた記憶の断片に過ぎないのだろうか。

 

僕は違うと思う。

 

僕は今デニーズで頭の中で働くことだってできるんだ。それは、頭の中というよりは実際に働いているのに近い感覚を。

 

なぜそう言えるのか?

 

今この瞬間は脳を通して見ている世界である。つまり今この瞬間は確かに鮮明だが現在すらも頭の中で見ているだけなのである。頭の中で今座り今ブログを書いているだけなのである。現実を直視することは原理的に不可能なのだ。

 

その意味で鮮明さに欠けるとはいえ頭の中で デニーズで働くことができるということは思い出の中の世界は実在だと言い切っても過言ではないのではないだろうか。

 

結局のところわれわれは現実世界を見ているのではない。

思い出の中であれ今現在であれ<脳の中の世界>を見ているのだ。その意味で思い出の世界はもしかしたら実在するかもしれない。

 

なんて哲学チックなことを考えるみずたまでした。