みずたま

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絶望感と回復

安心

生きてゆくのが困難に思えて仕方ない程の「絶望感」に襲われても大丈夫!

絶望という感覚

絶望感を禁じ得ないほどこころを引き裂かれそうになる状況は確かにある。

絶望的状況

しかし、絶望「感」と、絶望的状況は似て非なるものだ。

気分感情と現実の相違

絶望感に苛まれたとしても多かれ少なかれ、その状況が真に絶望的なわけではない。

それはちょうど疲労感を感じたからといって、本当に肉体が疲れ切っているとは限らないのと同じだ。

もちろん、絶望という感覚の最中では、状況は真に絶望的だと錯覚する。そう知覚される。

切り抜けることが出来る

しかし、それはあくまで錯覚であって、現実は絶望する程の状況ではないのだ。

例えば大学受験に失敗し、絶望し、自ら命を絶つ人もいる。だが、その失敗は、絶望感を本人にもたらすことはあっても、絶体絶命の窮地では明らかにない。

絶望感に苛まれるときは、もちろん苦しい、心臓をわしづかみにされるほど辛い。

けれども、どんなに絶望感が真に迫っていても、物事はなんとでもなるのだ。切り抜けることが出来る。

そして仮になんともならなくとも、割と大丈夫なのだ。

区別

絶望「感」は”絶望”ではない。

光明

絶望感の中には必ず光明が、希望が、出口がある。死んでしまいたくなるほどの苦しみはやがて安心に転換する。