みずたま

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人材育成と他者支援の方法論

育成/支援

この記事は、部下や後輩の育成、相談者の問題解決支援の方法論を綴ったものです。とにかく相談にのるのが得意な僕が、過去、仕事上の問題解決、人材育成、心理的な相談、キャリアの相談で成果を挙げてきた中で培ったコツをご紹介します。

尚、あくまで、独学で身に着けたやり方なので、独断と偏見が混じっているかもしれません。

もしこの記事を読んで下さった方の参考になれば幸いです!

 

全員を戦力にする人財育成術 離職を防ぎ、成長をうながす「仕組み」を作る

全員を戦力にする人財育成術 離職を防ぎ、成長をうながす「仕組み」を作る

  • 作者:有本 均
  • 発売日: 2020/04/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

人材育成/支援の目的は作業同盟の構築

作業同盟とは二人三脚でクライアントの課題解決にあたるための土台となる信頼関係です。相手が、この人と2人で一緒に知恵を絞って、自分の問題を解決に導こう!と感じてくれている状態を、作業同盟と言います。

人材育成にせよ、悩み相談にせよ、確固たる作業同盟を構築しないことには、けっして成功的な相談援助はできません。

また、長い期間、継続的に相談にのっていくにあたって、絶えず、良質な作業同盟を維持する工夫に気を配ることが肝心です。

まずは安心させないと絶対に失敗する

作業同盟の構築がうまくいったならば、クライアントを安心させ続けることに、多くのパワーを使います。相談者が安心しリラックスしている状態でなければ、育成支援は、必ずと言っていいほど失敗に終わります。

楽しくなければ育成でも支援でもない

シンプルに支援者/クライアントの双方が楽しみながら、協働することが大切です。安心だけでは足りないのです。「楽しい」という感覚は、想像を大きくこえて、生産性を高めます。

教えるのではなくポテンシャルを引き出す

育成や支援では教えること(ティーチング)ももちろん必須ですが、それは補助にすぎません。相手の中に秘められた、才覚や心理的エネルギーをいかに引き出すかがポイントです。クライアントは最終的には自分で勝手に助かるのです。

支援側が助けるのではけっしてありません。

支援者側の熱意こそ相手のモチベーションを高める

二人三脚で作業に取り組む際、こちら側の熱意や本気度こそ、相手のモチベーションを最大化する最善策です。

必ず最後まで伴走する

万が一雲行きが怪しくなっても、苦戦を強いられても、けっして見放さず、最後の最後まで伴走するぞ!という気概が大切です。なぜなら、一度、相談援助をはじめた者の倫理であり責務だからです。

北風ではなく太陽であれ

叱ったり、脅したり、プレッシャーを与えても心理学的には逆効果でしかありません。あたたかく、寛容に見守ります。

良いところは必ず褒める

お世辞は厳禁!ですが、良いところを見つけたら、必ず伝えます。意外に本人は自分の強みに無頓着だからです。

あたたかい心で思いやりを示す

優しく!人情深く!は精神論ではありません。最強の支援技法です。

課題とは無関係な雑談には魔法のような威力がある

課題となんの関係もない雑談をおおいに楽しみましょう。一見遊んでいるように見えます。しかし、雑談には魔法的な威力があるのです。